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楽まうく森本琢磨 発行 自動車学校の営業強化を考えるブログ


by dsnews

自動車学校業界を取り巻く環境変化への対応

自動車学校業界の環境変化
外部環境
●商圏の変化
●昭和30年代の創業から、3代目への世代交代期
●仁義無き拝金主義によるダンピングの横行
●少子化により10年後20%売上減少
●本格的な営業をはじめる自動車学校の増加

内部環境
●定年退職者の増加
●トップダウンの風土では勝ち残れない
●将来への危機感の強い若手社員の増加

◎経営は環境適応業
◎競争激化の時代への対応策のカギはチーム営業

経営とはつまるところ「環境適応業」と言われます。
自動車学校業界も環境適応業であらねばなりません。業界を取り巻く様々な外的、内的環境の変化に御社では対応されていますか?
その変化スピードで、勝ち組、負け組に分かれるといわれます。

自動車学校を取り巻く環境は、ここ数年急激に変化しているように思います。
まず世代交代による今までとは考え方の異なる経営者の台頭。業界のルールや秩序よりも、自社の収益のみを追及するいわば拝金主義の経営者も増えており、ダンピング行為と思われるような価格競争も見受けられます。
少子化を背景に、お客様の獲得競争が激化しています。合宿校の隆盛、大学付近の自動車学校の顧客活動の強化などなどで、商圏は変化しています。地元のお客様を囲い込むことさえも、不確実な時代へ突入したと言えます。

また、内部環境も変化しています。定年退職者の増加により、社員数の自然減が始まっています。お客様の獲得がうまくいかない自動車学校は、お客様の減少を、人件費コストの削減で乗り切ろうとしており、組織が沈滞化しています。
一方、トップダウンの組織風土から、ボトムアップで若手社員がどんどん改革を推進する自動車学校も出現しています。
改革を推進しなければ、優秀な若手社員に夢や希望を与えることができにくくなっております。社員にとって、会社は将来退職するまで雇用を確保されているものでなく、自分の職業人生よりも短い可能性を秘めていることから、天職を考える若手社員も増えているのは否めません。

ポイント
環境の変化に、いかに対応し変化していくことができるか。
企業経営のカギを握る
by dsnews | 2007-07-22 00:20